里帰り出産する?転勤族の私が遠方でも実家を選んだ理由

転勤族妻の子育て

実家が遠い妊婦さんは、里帰り出産をするかしないかとても迷いませんか?

遠くても帰ったほうがいいのかな?いつからいつまで実家にいたらいいんだろう?など、遠方だからこその悩みはたくさんありますよね。

地元から離れたところに住んでいると赤ちゃんの移動が負担ではないかなと心配に思ったり、里帰り出産の期間が長くなってしまうことへの懸念など、マイナス面もいろいろと思い浮かんでしまうかと思います。

この記事では転勤族の嫁で実家とは新幹線の距離に住んでいる私が、2人目出産の際に里帰り出産を選んだ理由を実体験を交えてまとめました。

大変だったことや、遠くても里帰り出産を選択して良かったことを詳しく紹介しますので迷っている方へのヒントになればと思います。

第2子出産!実家が遠くても里帰りを選んだ理由

私は転勤族の妻で、地元は東北です。2人目の妊娠のときは関東に住んでいました!新幹線または飛行機の距離ですが、遠方でも里帰り出産を選んだ理由は大きく2つです。

家族の過ごしやすさを優先した

産後自宅で過ごすことになると自分も家族も大変だろうな、と思い里帰り出産を選びました。思うように動けないので、上の子のお世話も心配でした。

ワンオペで大丈夫?!

転勤族で周りに頼れる人はいないし、自宅で過ごすとワンオペになる状況が出てくるので自分の体力が心配、ということが大きな理由の1つですね。

旦那は出張が多く、もし息子と2人の時に生まれそうになったらどうしよう?!という不安もありました。

上の子がまだ保育園児

当時上の子は4歳・保育園で年少さんでした。小学生以上だとまた話は変わってくると思うのですが、一緒に里帰りして長期で保育園を休ませても構わないと思いました。

そして1歳から保育園に通っていたので、1日中一緒にいるのはここ3年ほどは土日のみでした。久しぶりに子供とゆっくり過ごす時間もいいな、最後にママ独占!をさせてあげたいな、と思ったのも大きな理由ですね。

旦那が育休を取れなかった

旦那に育休について聞いたところ『その時期は忙しいから無理!』でした…

産後1か月育休を取れれば自宅で過ごすことも考えようと思いましたが、これで里帰り出産しないという選択肢は私の中では完全に無くなりました。

もし自宅で過ごして今まで通りの保育園生活を考えると

  • 通っている保育園には駐車場がないのでいつもは自転車で10分
  • 子供と徒歩で行くとすると片道約20分…

妊娠後期・産後すぐでこれは無理だ…!!

そしてワンオペの日は送迎時に赤ちゃんを見ててもらう人もいないので連れていくしかない、という現状です。かといって保育園を休んで1日中家で過ごすのもまた厳しいし、上の子もかわいそうだな、と思いました。

寝不足のなか、家事や家族の食事の準備をするのも自信がありませんでした。

【里帰り出産】実家が遠方だと大変だったこと

実家が遠方であるが故に大変だったこともいくつかありました。県内や隣県でも1,2時間程度の行き来しやすい距離だったらもう少し色々と負担が少なかったかな?と思う点もありましたよ。

期間が長い

転勤族の私が実家が遠いことで1番大変だと思ったのは里帰りの期間が長いことでした。大変というかむしろ”嫌だったこと”かもしれません。

コロナ禍だったこともあり、通常は34週で里帰り・検診だそうですが、私の場合は

    32週で里帰りをして、2週間自宅(実家)待機 
→ 34週になったらPCR検査を受ける(症状がなくても)
→ 陰性だったら最初の検診を受けられる(34~35週くらいで)

という流れでした。田舎なのでより厳しい条件だったのかなと思います。結局予定日から約2ヶ月も前から実家に帰らなければいけませんでした。できればもう少し自宅にいたかったですね。

なお、通常は里帰り前に本予約を兼ねた検診に行かなければならないそうですが、コロナ禍のためそれは電話予約のみで済んだのでラクでした。病院によって決まりが違うので里帰り出産先の産婦人科に確認してみてくださいね。

産後は1ヵ月検診を終えて母子共に体調も良かったのですぐ帰宅しました。

費用や荷物が多い

里帰り出産は費用が意外とかかります!!私が自宅で過ごす場合よりも余分にかかった費用はこちらです

  • 妊婦検診の補助券が使えなくなるので一旦手出し(隣県などで対応している場合もありますし、産後に返金の申請ができます) 約25,000円
  • 自宅⇔実家 の往復新幹線代 約3万円
  • 実家で使うベビーグッズのレンタル費用(ベビーベッド・チャイルドシート) 約2万円
  • 荷物の宅急便送料 往復分約1万円
  • 息子が実家の近くで通う保育園の保育料 約4万円 
  • 息子が実家で見るためのDisney+を契約(DVDを何枚も持っていくとかさばるので) 約3,000円 ※3ヶ月

なんと計128,000円!!でした。高いですよね!

そして荷物もとても多かったです。服や息子のおもちゃなど段ボールで計4つ送りました…。大型のベビー用品は、一度妊娠中期に車で帰省して運びましたよ。

往復の移動が大変

子どもとの長時間の移動って大変ですよね!周りに迷惑をかけないようにととても気を遣います…

4歳児との帰省

実家まで新幹線で約3時間の帰省です。当時息子は4歳でしたが、いろいろと用意しても時間が長いと飽きてしまい頑張れたのは2時間ちょっとでした。

そして妊娠後期の私はトイレが近くてそれも心配でした。

赤ちゃんとの帰宅

もっと心配なのは帰りです。私も1人で3時間の新幹線は無理だと思ったので帰りは母についてきてもらいました。

上の子はおばあちゃんも一緒なので楽しくて飽きずに頑張っていました!赤ちゃんは授乳の時間に泣いてしましましたが、終始すやすや眠っていました。そして新幹線を降りた駅へ旦那に車で迎えに来てもらいました。

移動中の赤ちゃんのお世話は大変ではありませんでしたが、やはり荷物やちょっと抱っこしてほしいとき、上の子のトイレなど、もう1人大人がいてよかったなと思います!

遠方でも里帰り出産して良かったこと

往復の移動はやはり大変ではありますが、里帰り出産はそれ以上のメリットが大きかったです!

親のサポートで安心して過ごせた

やっぱり里帰りして良かったのは夫のサポートに期待できなかったため、親に頼ることができて本当に助かりました。

新生児のお世話は本当に24時間休みなしという感じで、3時間おきの授乳が本当に眠くて眠くて大変でした。もし自宅で生活していたら、旦那が出張の日には私はきっと上の子を保育園に送っていけなかったと思います。

家事や食事を全部母にお願いして、赤ちゃんのお世話に集中できたことは本当に良かったです。私が日中眠くて仕方がないときは、赤ちゃんが起きている時でも少し親にお願いして身体を休めることもできました。

上の子も楽しんで過ごせた

里帰り出産をしたことで、私自身だけではなく上の子にとってもメリットは沢山あったように思います!

入院中の心配

コロナ禍のため病院が面会禁止だったので、出産の入院中は大丈夫かな?というのが1番心配でした。オンラインで顔を見て話したり、パパも電話をしてくれていたので安心できたようです。入院前から祖父母と過ごす時間が長かったのが良かったのかもしれません。

出産前にママ独占!の時間

これも保育園をお休みしたことで叶えられました。一緒にパンやおやつを作ったりして家の中でもママとの時間を楽しみました!外遊びは冬だったので毎日雪遊びをしました笑

おじいちゃんおばあちゃんとの時間も特別

年に数回しか会えないので、毎日遊べて喜んでいました。家で過ごす時間だけではなく、一緒に買い物などお出かけしたときに祖父母も一緒だと息子も特別感があったようでとっても喜んでいました!

一時預かりで保育園も利用

週に2,3回は実家の近くの保育園に一時預かりを利用して通い、同じ年の子と遊べる機会も作ることができたのでとっても楽しんでいました!里帰り出産の際の保育は、全ての園ではやっていないようなので、近くに対象の園があるか市役所に確認してみてくださいね。

まとめ

この記事では、転勤族の妻である私が第2子の出産の際に実家が遠くても里帰り出産を選んだ理由をご紹介しました。

夫が育休を取れなかったことをきっかけに実家が遠方でも里帰り出産を決意し、結果としてはママも赤ちゃんも、そして上の子も安心して臨月から産後までを過ごすことができました!

子供や赤ちゃんと一緒に新幹線や飛行機で移動をするのはやっぱり大変ですが、そこだけサポートを受けられれば、特に未就学児のいる2人目以降の里帰り出産はメリットの方が大きかったので里帰り出産を選んで良かったです。

ご家庭の事情はそれぞれですが、2人目・3人目で里帰り出産を迷っている方の参考になれば嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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