転勤族の奥さんは出産で調べることがいっぱい!赤ちゃんの誕生はとても楽しみですよね。
実家が遠いと里帰り出産をしない方がいい場合ってあるのかな?でも、里帰り出産しないで産後の生活は大丈夫かな?などと、どちらがいいか悩むことはありませんか?
この記事では実家が飛行機の距離に住むママが、初産で里帰り出産をやめた理由を詳しくまとめました。
里帰り出産しないことを選ぶことに不安な方はもちろん、実家が遠くて里帰り出産したくない方にも、しない言い訳を考えたい方などにも参考にして頂けたらと思います。
転勤族の妻でも里帰り出産しなかった理由
里帰り出産したい気持ちは山々でしたが、里帰りをやめた理由は大きく以下の4つです。
里帰り先の実家が遠方だった
転勤族の妻の私は、地元は東北、第1子妊娠中に住んでいたのは九州でした!
いざ帰省となると、飛行機の直行便はなかったので乗り継ぎか、隣県の直行便を利用し空港まで1時間以上の電車やバスの乗り継ぎでした。どちらにしても移動はほぼ丸1日かかるようなイメージです。
はじめての出産だったので、正直里帰り出産したい気持ちは大きかったですし、里帰りが当たり前くらいに思っていました!でも、復路の長時間の飛行機移動は赤ちゃんのことがとても不安でした。
長時間耐えられるのかな?おむつ交換のスペースが狭くないかな?授乳はどうしよう?赤ちゃんって耳抜きはできるのかな?…と、心配は尽きません。
新幹線や飛行機で2時間程度だったら、きっと里帰り出産を選んでいたと思います笑
里帰り先が豪雪地帯だった
私の実家は東北の雪国。豪雪地帯です! 出産予定日は12月で母に里帰り出産を相談した時、まず雪の心配をされました。
当時私が住んでいたのは九州で、雪はほとんど降らないし、積もったことも1度もありませんでした。もし東北への里帰り出産を選んだら、産まれそうになったときに路面が凍結していたら心配だな…、大雪の日に病院に行かないと行けなくなったらタクシーは来てくれるかな…、と不安になりました。
九州で出産を迎えて、寒くない方が退院時も産後の生活も赤ちゃんにとっても負担が少ないかなと考えました。
自宅に親が手伝いに来てくれた
里帰り出産を辞めて自宅で過ごすことにしましたが、初めての出産・育児なので日中に1人でのお世話をすることは心配でした。
そして里帰り出産ではなく、母が自宅に手伝いに来てくれることになりました!期間は産後1ヵ月間です。
転勤族の私たちは当時夫婦のみで住んでいたため、家の間取りは1LDKです。母に来てもらうにも寝る部屋がありません笑 滞在中は近所のビジネスホテルを利用してもらうことにしました。予定日通りの出産になるかは分からないので、予定日の前後は私の産婦人科の個室をファミリールームにして泊まってもらえるようにしておきました。
産婦人科の託児サービスの利用
転勤族の産婦人科選びってとても大変ですよね。知り合いがいないと口コミもあまり分からなかったり…。私は産婦人科探しはネットでした。
そして、近所で見つけた候補のうち、託児サービスをやっている産婦人科がありました。そこでは
・妊婦健診・入院時に上の子がいる場合は託児してもらえる
・そこで出産すると、産後に理由を問わず好きな時に赤ちゃんを預けられる
というサービスがありました!すごくいいですよね!しかも予約不要だったのです。転勤族妻の私は普段頼れる人が周りにいないので、これはすごく魅力的でした!!実際産後に自分の用事を済ませたい時に、急でもお世話になることができてとっても助かりました!
里帰り出産をしないメリットとは?
でも初産で里帰り出産しないのってやっぱり大変じゃないの?と思う方もいらっしゃると思います。私は自宅で過ごして良かった!と思う点がたくさんありましたよ!
産後の生活環境作りがスムーズ
里帰り出産は、里帰り前に赤ちゃんの生活スペース考えて出発、実家で産後を過ごすときの準備、そして自宅に帰ってきてからは大量の荷解きが待っています。
自宅に帰ってきてこれから親のサポートがなくなることも不安なのに、1ヶ月かけて作り上げた生活スタイルをまた整え試行錯誤…そして今まで親に頼っていた育児も旦那が経験のないことは自分が教えていく立場になるのは結構疲れますよね。
里帰りしない場合はこの生活スタイルの変化に対するストレスが断然少ないです!親が帰るだけです! 母が帰った次の日からも、新しく生活を変える必要がなかったことはかなりメリットだったように思います。
里帰り出産先でのストレスがない
里帰り出産先でのストレスは主に人との関わり、そして家の設備などのハード面ではないでしょうか。
来客がほとんどない
里帰り出産は地元の友達にも会えたりすることは楽しみの一つだと思います。知り合いが会いに来てくれるのは嬉しいですが、産後は体調は優れなかったり、常に寝不足です。
親戚が近くに住んでいて次々とやってきて全然休まらない、親戚以外にもご近所さんなど来客が多くて疲れた、などもよく聞く話ですよね。
転勤先での出産はそもそも知り合いが少ないので来客はありません笑 私は助産師さんの2週間訪問と、市の赤ちゃん訪問、赴任先でできたごく少数の友達(もちろんアポあり)、くらいでした!
実家が古い場合などは不便かも?
また、実家の設備などが今自分が住んでいる家よりも古い場合もあるかと思います。その場合、赤ちゃんの沐浴がしづらかったり、お風呂が寒かったり…転勤先の住まいよりも不便なことがあるかもしれません。また、実家といってももう自分が住んでいない家、離れて数年経っている家なので使い勝手が変わっている、など居心地の悪さを感じる人もいるようです。
自宅に親に来てもらう場合は、自分の家の物の場所や家電の使用方法などは教える必要がありますね。イライラしそうになることも正直ありましたが笑、サポートしてくれる親も使い勝手が分からない中手伝ってくれるので優しく答えるように心がけました。
新生児からの育児を旦那と協力できる
里帰り出産しないことの大きなメリットと言えば、旦那と初めから育児を協力する事ができる、という点です。
里帰り出産の場合、少なくても1ヶ月程度経ってから帰ってくる方が多いのではないでしょうか。私は旦那にも新生児のかわいい期間を一緒に過ごしてほしい、と言う気持ちもありましたし、赤ちゃんのお世話は初めてなのでどんなに大変なのか一緒に味わってほしいとも思いました。
夜中の約3時間おきの授乳では、旦那も赤ちゃんの泣き声に気づいて対応してくれたり、翌朝「昨日は何回も起きて大変だったね」と言ってくれる日もありました。まぁ、気づかずに寝ている方が多かったですけどね笑
里帰り出産じゃなかったので立ち会い出産もできましたし、初めから一緒に育児経験が全てできた事はとても良かったと思います!
里帰り出産するべきかの判断基準!しない方がいい場合は?
では、里帰り出産をしたくても、しないほうがいい場合はあるのでしょうか?私の経験から考える3地のパターンをご紹介します。
予定日の付近に転勤の可能性があるか?
出産予定日の付近が会社の転勤のシーズンだったり、転勤の可能性があるかもしれないという場合は、『里帰り出産の方が安心』ということもあると思います。
これは私の友人の話ですが、里帰り出産を一応仮予約はしている状態で迷っていたところ、出産の数ヶ月前にご主人が転勤になりました。里帰り先で仮予約をもししていなかったら危うく産院迷子になるところだった!と言っていました。
人気の産婦人科は、分娩予約がすぐに埋まってしまうこともあるので、転勤の可能性がゼロでは無いのであれば、問い合わせだけでもしてみると良いかもしれません。
里帰り出産にかかる費用の問題
里帰り出産は、どっちに比べて里帰り出産しない場合に比べて立て替えも含め費用が多くかかります。地域によっては妊婦検診の補助券が使えないので立て替える(後で戻ってきます)、往復の交通費、実家で使うベビーベッドやチャイルドシートなどのベビーグッズのレンタル費用、など10万円以上かかる場合もあります。
里帰り先の生活環境
例えば里帰りをしても両親が現役で働いていたり、祖父母や兄弟が住んでいて自分が帰ると逆にお世話をしなければいけないような状況になったりする場合は、里帰り出産のメリットがあまりないかもしれません。
また、赤ちゃんが静かに寝られる環境がなかったり、家が古いなど赤ちゃんと安心安全に過ごすことができないようなデメリットが気がかりな場合は、自宅で過ごす場合とどちらがいいか比較してみるといいかもしれないですね。
ご主人の立ち会い出産を希望している場合なども、もし間に合わなくても後悔はないか?どのぐらい前から来てもらうか?自分の実家に数日滞在してもらえるか?もしくはホテルや病院に滞在できるか?などの環境も考える必要がありそうです。
まとめ
この記事では、実家遠方の転勤族の妻である私が、里帰り出産をしないで自宅で過ごすことを選択した理由をご紹介しました。
はじめての出産は里帰りをしないと心配だという気持ちが大きいと思いますが、実家までの距離がかなりある場合、里帰り出産をしないメリットはたくさんありました!
どうしても立ち会い出産したい、新生児の時期を一緒に過ごしたい、など強い希望があれば里帰りをしないという方法もあるのだという実体験をお伝えしました。迷っている方はメリットやメリットとデメリットなどを比較して考えてみてくださいね!安心して産後を過ごせるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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